むかしむかし、「飛鳥文化」と言われ、明日香村は日本の中心都市でした。聖徳太子がいろんな奇跡を起こし、蘇我馬子がちょっとえらそうにしながら日本を動かしていた時代。その原風景が、今も激変することなく残されているのが明日香(飛鳥)村です。
山に囲まれ、豊かな畑や水田が広がり、瓦屋根の古民家がポツポツと軒を並べる村の風景。そんな太古の空気を目いっぱい吸い込みながら、1日を過ごしてみませんか。
高市郡明日香村 棚田
飛鳥駅から車で15分ほど山を上り、奥明日香と呼ばれる「入谷」という集落に民泊「ゆるりや」があります。
ここを経営する恵良崇・容子夫妻は8年前、この地に150年以上前からある廃屋状態だった古民家を買い取り、ほとんど自分たちの手でリフォームしました。
若い2人の挑戦は毎日放送「住人十色」の第一回(08年4月)を飾ったほか、いくつかのメディアも取り上げたほどでした。
高市郡明日香村入谷 「ゆるりやからの眺望」
奈良県橿原市内の飛鳥川にかかる蘇武橋を渡ると、現在も戦国~江戸期そのままの情緒と風情を残した、今井町があります。映画やドラマのロケ地としても有名です。
かつて、「大和の金は今井に七分」といわれた今井町。
近隣には、橿原神宮も。
平成5年に「重要伝統的建造物群保存地区」の選定を受けています。
明日香村へは車で10分圏内です。近鉄電車では八木西口から橿原神宮前駅で乗り換え、飛鳥駅まで4駅です。
奈良県今井町